2009年04月30日

レッドマスカラの秋  永井するみ

続けてミステリーYA!よりもう1冊。『カカオ80%の夏』の続編『レッドマスカラの秋』です。

前回の事件で知り合ったモデルのミリが出演するファッションショー「東京ガールズフェスティバル」へとやってきた凪と雪絵。いつも以上に素敵なミリの姿に興奮した二人は、その感動を伝えようとショー終了後の楽屋にミリを訪ねた。しかし当のミリは浮かない表情で、心配する二人にまでイライラをぶちまけ、あろうことか追い返してしまう。
その様子を伺っていて二人に声をかけてきたモデルの男の子によると、なんとミリ愛用のマスカラ「火の鳥」を彼女から貰ったモデルが、目の周りを腫らしてしまいショーに出られなかったというのだ。しかもそのモデルとは将来有望な注目株で、周囲からはミリのライバルと目されていたイリヤだった。


やっぱりこのシリーズは面白いですね。クールな女子高生探偵 凪と、その仲間たちの掛け合いが楽しい。マスターへの淡い恋心は見かけによらず奥手でかわいらしいし、恋に生きる母親とのギャップも笑えます。凪の友達、ジェイクはますます謎だ。
今回は事件の背景がかなり大事になっていて、いくらなんでもあっさりと真相に辿り着きすぎ&事後処理も簡単すぎないかと、ツッコミを入れたくなったけど、これはこれでアリかな。読み物としての楽しさの方が勝っているし。

posted by たまねぎ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | な行の作家さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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