世の中にはバカミスなるものが存在するという噂は耳にしていました。そんな馬鹿なと言いたくなるようなトリックを扱ったものや、そのまんまおバカなミステリーを称してバカミス。そしてこの『六枚のとんかつ』は後者になります。
ちなみに、私が今回読んだのは文庫版になるのですが、文庫化にあたり大幅改稿されているそうです。お粗末な話を外して、代わりの作品を入れたとか。そういった過程を経て収められたのが14+ボーナストラックで計15話の短編です。一つ一つはとっても短い。
主人公は保険会社の調査員。抱え込んだいくつもの謎、保険金目当ての殺人や高額品の盗難事件を、推理小説家の友人や後輩社員と解決しようとしていきます。
なんだけど、実際はほとんどが的外れな推理ばっかりだったり、そもそもミステリーにすらなっていなかったりします。おまけにあまりにくだらない結末ばかりだから、大笑いと言うよりは苦笑いの連続でした。
いくらなんでも馬鹿すぎます。よくメフィスト賞はこれを選んだなあと感心&呆れつつ、そりゃイロモノ扱いされるよと納得です。
でもね、私もこういうのは嫌いじゃないんですよ。むしろ好きと言っても過言ではありません。お下劣具合が特にまた。風俗に捜査に行く度に必ず一戦交えるとか、思わず必要ないやんと突っ込み入れてしまった。
ただ中には下らないだけじゃなく、ミステリーを読む人だからこそ陥りやすいような盲点を上手くついてくる話もあって、やるなあと不覚にも感心してしまいました。
ミステリーの常套句とでも言えばいいのかな。ははーん、こういう状況ならつまりはこういう事でしょうと考えちゃう所を逆手にとってるんですね。
表題作の『六枚のとんかつ』は島田壮司さんの名作『占星術殺人事件』のトリックから着想を得ているとあったのですが、他の話ももととなるネタがありそうな雰囲気がちらほらとありました。
しかし悲しいかな、あんまり詳しくない私には『赤髭連盟』とか西村京太郎しか分からなかったです。黄金を鋳なおして車のボディにしちゃうって話は昔ルパンのアニメでも見たけど、さらにもととなるミステリーでもあるのかなあ。
まあ、とりあえず何かしら真面目な物を求めてこの本を読むことだけは、決してお勧めしません。この本が好きって人とはいいお友達になれそうな気もするけど。
そして最後に、四国在住もしくは出身の皆様に陳謝して終わりたいと思います。申し訳ありませんでした。

こんばんは。立て続けに筍をいただき、このところ筍ばかり食べているたまねぎです。もう半月くらいは筍尽くし。さすがにしんどくなってきました。
青椒肉絲、土佐煮、筑前煮、たけのこごはん、たけのこ炒飯、筍入り肉団子、そのタネを使ったレンコンの挟み焼き、さらには厚揚げの挟み煮、無理矢理筍入りゴーヤチャンプル、筍入り肉豆腐。
作り置きとかして毎日2、3品は食べているのですが、さすがにもうレパートリーがありません。何か簡単で食べやすい方法があったら教えてください。まだ1本ぶんは残っているのですよ。うーっ、とんかつ食いたい。
本当はその筍まみれな日々をごはん日記にしたかったんですが、どうも携帯カメラの調子が良くないので出来ませんでした。光量の少ない室内、特に夜とかだとざざって画面が荒れるんですよ。フォーカスがおかしいのかな。
ところで、家の近所の本屋さんは棚さしの文庫本についてはすべて帯を外してしまいます。応募券がねえじゃねえかバカヤロー。
いきなりの突然に醜い叫びを発して申し訳ありませんでした。どうしても叫ばずにはいられなかったのです。
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